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研究室の活動

研究活動

交通心理学は当研究室の前身である産業行動学研究室より、主な研究領域として取り組まれてきました。現在でも自動車の安全運転に関する研究課題に取り組んでいます。

  • 運転者の精神負担の測定技法の開発
  • 運転中のマインド・ワンダリングに関する研究
  • 車両が接近中の道路を横断する際の、横断タイミング・横断可否判断のメカニズム解明

認知心理学は当研究室の前身である適応認知行動学研究室における主要研究テーマでした。当研究室での認知心理学研究は応用面を重視しており、主として現実場面での行動のと特性や原理を解明するために認知心理学の知見を活用するという点が特徴です。

  • 視認しやすい拡張現実(AR)インタフェースの研究
  • 指差呼称の有効性の基礎となる認知プロセスの研究
  • メンタルワークロード測定手法の研究

様々な研究設備を保有しています。

当研究室には3つの実験室、学生用研究室、大学院生研究室があります。

教育活動

当研究室は人間科学部行動学科目に属します。行動学科目では2年次の最後に、学生は各研究室に分属されます。

3年時前半は基礎教育として、全員での実験実習を行うとともに、演習科目で学術論文の読み方等の基本的な研究のスキルを学びます。3年次後期に自分の研究課題を決め、各自の研究に入っていきます。

4年次は自分の研究課題についてそれぞれ研究を進めていき、卒論を完成させます。基本的に、当研究室では実験研究に基づいた卒論を要求します。学生は研究施設を自由に使うことができます。また研究活動に必要な機材や資料の導入も積極的に行っています。

当研究室の大学院生は、人間科学部からそのまま進学する者、他大学から入学してくる者、留学生など、そのバックグラウンドは様々です。社会人大学院生も受け入れています。

大学院では博士前期課程(修士課程)でも、後期課程(博士課程)でも、自分自身の研究課題についてそれぞれ自主的に研究を進めることを基本としています。

講義や演習への出席と単位取得だけでなく、論文発表、学会発表といった研究活動を行うことが求められます。また研究体制をバックアップするため、大阪大学や人間科学研究科が提供する様々な支援を利用するだけでなく、研究室からの支援も行っています。

博士論文、修士論文、卒業論文の発表会は、研究室のOBも交えて開催するとともに、年に1回同窓会を開催しています。

そのほか研究室内でのパーティなども行っています。

これまでに本研究室で提出された博士論文、修士論文、卒業論文は、以下のリンクから閲覧いただけます。

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