メンタルワークロード研究
マルチモーダル刺激検出課題(MSDT)
概要
メンタルワークロードの行動的測定手法です。作業をしながら単純な刺激の検出反応を行いますが、刺激は視覚・聴覚・触覚の３つのモダリティで提示されます。これらの刺激に対する反応時間や検出率に基づき、刺激が提示された時点でどの程度の注意資源が余裕として残っているかを評価します。
論文リスト
- 篠原一光,嶋田淳,木村貴彦,大須賀美恵子,若松正晴:車載情報機器利用時のドライバの認知負担の刺激検出課題による評価,自動車技術会論文集，43,6,1341-1346, 2012. PDF
- 石川貴洋,石田健二,吉田周平,内藤宏,篠原一光:車載情報機器操作時の精神的負担の行動的評価手法の開発と有効性の検討,自動車技術会論文集，44,2,605-612, 2013. PDF
- Takahiro Ishikawa, Kenji Ishida, Yoshida Shuhei, Hiroshi Naito, Kazumitsu Shinohara: Development of multimodal stimulus detection task for assessing mental workload associated with operating in-vehicle information systems. Proceedings of the 20th ITS world congress Tokyo 2013，CDROM, 2013.
- 藤井達史,内藤宏,篠原一光,石川貴洋,松岡孝,石田健二,榎田亨,朝尾隆文,鈴木哲,小谷賢太郎: IVIS機器操作に伴うドライバの精神的負担評価のためのマルチモーダル刺激検出課題の実車実験における妥当性, 自動車技術会論文集，45,4,723-728, 2014. PDF